歩行者用信号認識アプリOKOを使ってみた

今回は、iOS用の歩行者用信号認識アプリOKOについて紹介します。

OKOの機能はシンプルで、歩行者用信号の色を音声と振動で知らせるものです。
 

赤信号の場合は、「ピッピッ」という高い短い音とともにiPhoneが音に合わせて振動します。加えて女性の声で「赤信号、赤信号」と繰り返し信号の色が伝えられます。
 

青信号の場合は、「ピピピピピ」と高い音が連続して流れるとともにiPhoneが音に合わせて振動します。加えて女性の声で「青信号、青信号」と繰り返し信号の色が伝えられます。

 

今回使ってみた交差点の写真

今回は大阪府ITステーション近くの歩車分離型の交差点でOKOを使ってみました。

この交差点は、東西方向車道信号→南北方向車道信号→全方向歩道信号の順で青信号になります。
(左の写真のとおり、歩行者信号は一斉に青になります。動画では矢印の方向で歩いています。)

 

動画では交差点西南角から北向きに横断した後、東向きに横断して、また南向きに進んで交差点東南角に到達するコの字型のUターンコースを収録しました。

交差点ではトラックや乗用車の往来がそれなりにあります。車以外にも、バイク、自転車の通行量も多い交差点です。
 

まず、カメラで信号機を探します。この時、自分の立ち位置と方向が分かっていないと違う信号機に反応する可能性があります。

カメラの視野に信号機が入っていないと反応しません。進みたい方向の前方向30度程度で探しましょう。歩行者用信号を見つけるには、あまり上に向けないことが肝要です。胸の高さ近くで持つといいでしょう。信号機を認識すると、ビープ音の後、信号の色を教えてくれます。
 

また、横断歩道を渡り切る手前では、信号機がカメラの視野から外れて反応しなくなりますので、注意が必要です。歩道との段差や傾斜に気を付けましょう。

 

OKOダウンロード先(APPストアにリンクします)
https://apps.apple.com/jp/app/oko-ai-copilot-for-the-blind/id1583614988

このアプリの使用にあたって事故等のトラブルには責任を持てません。 横断する際には十分に注意してください。
 


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